専門医が監修
寛解期であれば、基本的に日常生活に大きな制限はありません。
寛解期には、基本的に制限なく仕事や学校生活が可能
寛解期では、原則として仕事や学校生活を制限する必要はありません。疲労がたまらない程度の適度な運動は病気の活動性を低下させ、精神的ストレスを軽減するという報告もあります。ただし、心身の強い負担になるような運動は避けましょう。

日常生活に役立つヒント - 就職・転職/はたらき方
IBDとともに歩む先輩患者さんのビジネスライフの中で起きたストーリーをご紹介します。就職や転職などのイベントや、職場でのリアルな体験談を通して病気との向き合い方や日常の工夫、不安の軽減や生活のヒントをお伝えします。
寛解期の食事では神経質になる必要はなし
潰瘍性大腸炎では、それほど神経質にならなくても大丈夫といわれていますが、患者さんによって病気の状態が異なるため、食べると調子が悪くなる食品も異なります。極端な制限を行うのではなく、自分に合う食べ物・合わない食べ物を見極めることが大切です。また、体調がよくないときは、食事の量や内容を見直してみましょう。

食生活で注意することは?
潰瘍性大腸炎患者さんのための食事の基本情報についてご紹介します。活動期の食事の際に気をつけるポイント、必要な栄養素やエネルギー量、症状に応じて食品ごとに気をつけた方がよい注意点をご紹介します。
適量であれば寛解期の飲酒は問題なし
飲酒が潰瘍性大腸炎に及ぼす影響については明らかではありませんが、少なくとも寛解期であれば適量の飲酒は問題ないと考えられています。
潰瘍性大腸炎の患者さんの妊娠・出産は可能
多くの潰瘍性大腸炎の患者さんが妊娠・出産を経験しています。寛解期であれば経過は良好であることが多いようです。主治医の先生と相談しながら、再燃を予防するために治療を続けることが大切です。
妊娠中の薬物治療は、基本的に胎児への影響を考慮しながら潰瘍性大腸炎の悪化を防ぐために十分な治療をします。薬の服用についてはご自身で判断せず、主治医に相談しましょう。

妊娠・出産について
潰瘍性大腸炎患者さんの妊娠・出産についてご紹介します。寛解を維持する重要性、そのために治療を継続する大切さやについて専門医監修のもとわかりやすく解説します。