「健康第一」。「元気がいちばん」。
世の中のほとんどの人が感じているはず。そして、その考えに間違いはないでしょう。
ただ、ほんの少しだけでいいから「それがすべてか」と問い直してみてほしいと私たちヤンセンファーマは思います。
なぜなら、いま現在も、就労する全てのひとの1/3は何らかの疾病をもちながら働いているからです*。
「いっさい不安なく健康」な人は、それほど存在しない。
だからこそ、じぶんの症状とじょうずに向きあい、
周りのひとといっしょに「病気」と「働く」をいまよりも仲のいい関係にしていけないか。
それが、私たちが提唱する「ワークシックバランス」という考え方です。
例えば、ここでとりあげるIBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)について言えば、
「お腹が痛くなりやすい」「トイレの回数が多い」など、患者さんだからこその特徴があることは確かです。
ただ、それは本人の仕事の能力とは全く関係がないこと。
周囲からの理解を得られれば、職場のちからとして自分らしく活躍できる。
症状をコントロールでき生活が充実すれば、能率や生産性もよりアップするという好循環もうまれる。
IBDとつきあいながら、さまざまな分野で結果をのこすプロフェッショナルがいることも、それを証明しています。
「ワークシックバランス」。
ヤンセンファーマ「IBDとはたらくプロジェクト」は、この考え方を世の中に広めるための情報発信を続けていきます。
患者さん向けのセミナーを積極的に開催するなど、
「病気をマイナスととらえない社会づくり」へと一歩を踏み出していきます。