
- 佐々木 俊尚
- 作家・ジャーナリスト
- 1961年兵庫県生まれ。愛知県立岡崎高校卒、早稲田大学政経学部政治学科中退。
毎日新聞社などを経て2003年に独立し、テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで幅広く取材・執筆・発信している。
総務省情報通信白書編集委員。「時間とテクノロジー」「そして、暮らしは共同体になる。」「キュレーションの時代」など著書多数。
2001年に潰瘍性大腸炎を発症した。
COMMENT
「弱者と決めつけないで」。わたしが長年にわたって潰瘍性大腸炎をかかえて暮らしてきたなかで、いつも感じていたのはこのことでした。ワークシックバランスという言葉が広がり、病気を抱えている人たちもみんなにふつうに仲間入りできるような社会になってほしいと願っています。そしてわたしと同じようにIBDを抱えながら働いている人たち、ともに連帯していきましょう。

- 正能 茉優
- パラレルワーカー
- 1991年東京都生まれ。慶應義塾大学在学中の2012年、地域の商材をかわいくプロデュースし発信・販売するハピキラFACTORYとしての活動を始める。
大学卒業後は、博報堂に就職。その後、ソニーでの商品企画経験を経て、現在はパーソルキャリアで新規事業の企画に携わりながら、自社の経営も行う「パラレルキャリア女子」。最近は、内閣官房「まち・ひと・しごと創生会議」の有識者委員や、慶應義塾大学大学院特任助教としても活動中。
COMMENT
初めて「ワークシックバランス」という言葉を聞いた時、私は正直、「大事な考え方だけど、自分にはあまり関係がなさそうだ」と思ってしまいました。でもよく考えてみると、“シック”をはじめとするパーソナルな事柄と、“はたらく”を両立できる世の中をつくることは、“シック”と向き合っている人のみならず、すべてのはたらく人を幸せにするはずです。だからこそ今、私は自分自身のこととして、「ワークシックバランス」について、しっかり考えてみたいと思います。

- お侍ちゃん
- お笑い芸人
- 1981年岩手県生まれ。上智大学在学中にコンビで芸人活動をスタート。
大学卒業後はピン芸人となり、地毛で結ったちょんまげ姿の侍キャラでネタを披露。
お笑いライブやテレビ、ラジオなどで活躍中。2019年にクローン病を発病。
自身の闘病生活や他のクローン病患者さんとの交流の様子をブログで公開している。
COMMENT
IBDってなかなか理解してもらうのは難しい。ただ、お互いに半歩ずつ歩み寄れたなら、一歩になります。周囲へのちょっとした思いやりで人はもっと生きやすくなるし、能力を発揮できるはず。ぜひ多くの人にIBDを開国してほしいですね!「難病=人生終了」ではありませぬから。疾患を抱えていても多様な分野で活躍できる社会だと思ってますし、人並み以上の幸せを掴んだってよいではないか。身をもってそれを表現して参ります!

- 小林 拓
- 北里大学北里研究所病院
炎症性腸疾患先進治療センター(IBDセンター)
副センター長 - 1973年愛知県生まれ。1998年名古屋大学医学部卒業。2012年から北里大学北里研究所病院にて新しく炎症性腸疾患先進治療センターの立ち上げに尽力。炎症性腸疾患患者さんの診療だけでなく、治療や検査法の進歩、原因究明のための研究にも精力的に従事している。
患者さんの幸せのために、をモットーに医療や学問面だけでなく、幅広い活動を心掛けている。その一環としてIBDとはたらくプロジェクトにも開始時より参加。
COMMENT
ワークシックバランスという考え方は、決して仕事と病気の妥協点を仕方なく探すという意味ではありません。病気を持つ多くの人が、病気に制限されずに仕事と共存していくためのとてもポジティブな考え方なんだと思います。実際に、IBDは現在治療が進歩し、病気に影響されず普通の生活を送っている患者さんがどんどん多くなっています。そのようななかで、 IBD患者さんが最大限にその熱意や努力・能力を発揮して、周りの人も含めて全員がハッピーになれる、そんな「ワークシックバランス 」について、皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。

- 岸 博幸
- 慶應義塾大学大学院教授
- 1962年東京都生まれ。東京都立日比谷高校、一橋大学経済学部を卒業。
元経産官僚。現在は慶應義塾大学大学院教授で、専門分野は経営戦略、経済政策。
エイベックス顧問、大阪府市特別顧問などを兼任している。
COMMENT
ワークライフバランスの必要性は多くの人が理解していると思いますが、ワークシックバランスはそれと同じくらいに重要ではないでしょうか。SDGsの“誰ひとり取り残さない”という基本精神からも、日本での実現は不可欠です。でも、患者さんに対する理解のない発信がされている現実を見ると、日本ではまだまだです。働くIBD患者の皆さんが無理せず働いて自己実現でき、みんながそれを心から応援する社会を早く実現しましょう。

- 奥野 真由
- 会社員
- 1993年埼玉県生まれ。2004年10歳の時にクローン病を発症し、人生の半分以上を病気とともに生活している。2016年から埼玉IBD(患者会)に所属し、現在は副代表。若年同患者向けのイベントの企画等「内向きの活動」のほか、製薬会社・保健所等で講演や執筆等「外向きの活動」にも力を入れている。
COMMENT
「見えない何か」を抱えながら生活をしている人は多いと思いますが、その中で病気に目を向け、ワークシックバランスという言葉を創造していただいたことを率直に嬉しく思います。難病はIBDに限らず現時点では治る病気ではないので、一緒に生活していかなければなりません。しかしながら、私は自分を健康だと思っていますし、健康の定義は人によって異なるとも思います。自分ならではのワークシックバランスを、皆さんと考えていきたいです。
FREE SESSION
-
#IBDとはたらく私 FREE SESSION
- 2022.6.26 SUN 13:00 - 14:30 / 16:00 - 17:30
EVENT INFORMATION
#IBDとはたらく私 FREE SESSION
「他の人は、IBDとどう向き合って働いているのだろう?」そんな声におこたえし、IBD患者さん同士で日々の仕事や生活の工夫、悩み事などを話し合うオンラインセッションを開催します。ご自身の経験やみなさんに聞いてみたい事を是非、このセッションで自由にお話しください!
参加費
無料
※抽選によりご参加頂ける方を決定します。
開催日時
※終了時間は前後する可能性があります。
※第1回か第2回、どちらかをお選びの上ご応募ください。
開催場所
Zoom
参加人数
各回 最大18名
応募期間
2022年5月19日(木) - 2022年6月8日(水) 23:59まで〈応募は終了しました〉
応募方法
本サイトの「応募はこちら(無料)」ボタンからメールを立ち上げ、
「IBD_FreeSession@its.jnj.com」宛に、必要事項を記入・確認の上、ご応募ください。
応募条件
- ・潰瘍性大腸炎またはクローン病と診断されている方(18歳以上)
- ・Zoomにアクセスできる環境をご用意いただける方
- ・イベント当日に確実に参加できる方
- ・途中参加・途中退出を予定している場合、応募はご遠慮ください。
- ・Zoom内でカメラ・マイク機能「ON/OFF」設定を「ON設定」にしていただける方
- ・当日イベント内容に関するレポートを本サイト(https://www.ibd-life.jp/project/worksickbalance.html)へ掲載することに同意いただける方
抽選
- ・ご応募いただいた方の中から抽選で参加いただける方を決定します。
- ・2022年6月17日(金)までに、ご登録されたメールアドレス宛にZoom URLをお送りします。
- ※ご応募いただいた際は、「@its.jnj.com」というドメインを受信許可するようにご設定ください。
お問合せ先
IBDとはたらく私FREE SESSION事務局
メールアドレス:
IBD_FreeSession_contact@its.jnj.com
※受付時間:平日10:00~17:00<土・日・祝日を除く>
※電話での問い合わせを受け付けておりません。ご了承ください。
ご応募いただいた方から抽選で、IBD患者を対象にしたZoomのオンラインイベント「#IBDとはたらく私 FREE SESSION」(以下「本イベント」といいます)にご招待いたします。
応募期間
2022年5月19日(木) - 2022年6月8日(水)23:59まで
応募方法
本サイトの「応募はこちら(無料)」ボタンからメールを立ち上げ、「IBD_FreeSession@its.jnj.com」宛に、必要事項(ZoomURLの送付先メールアドレス・ニックネーム・年齢・性別・潰瘍性大腸炎またはクローン病・イベント参加希望回・就労状況)を記入・確認の上、ご応募ください。必要事項の記入がない場合は、応募対象外となりますのでご注意ください。
応募条件
- 下記の全ての条件を満たす方に限らせていただきます。
- ・潰瘍性大腸炎またはクローン病と診断されている方(18歳以上)
- ・Zoomにアクセスできる環境をご用意いただける方
- ・イベント当日(2022年6月26日(日))に確実に参加できる方
※途中参加・途中退出を予定している場合、応募はご遠慮ください。 - ・Zoom内でカメラ・マイク機能「ON/OFF」設定を「ON設定」にしていただける方
- ・当日イベント内容に関するレポートを本サイト(https://www.ibd-life.jp/project/worksickbalance.html)へ掲載することに同意いただける方
- ※レポートにお名前やお顔などはでません。
当選人数
各回 最大18名
本イベント
- 開催日時:2022年6月26日(日) 第1回13:00~、第2回16:00~
- ※1セッション90分程度を予定しております。
- ※4名~6名1グループで各ルームに分かれてのトークセッションを予定しております。
- ※グループ分け、ルーム振り分けは事務局にて行わせていただきます。
- ※本イベントの内容につきましては、当社の都合により予告なく変更する場合があります。
抽選・当選発表
- 応募期間終了後、厳正な抽選を行い、2022年6月17日(金)までに、ご登録されたメールアドレス宛に本イベント参加用Zoom URLをお送りする予定です。都合によりご連絡が多少遅れる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
- ※ご応募いただく際は、「@its.jnj.com」というドメインを受信許可するように予めご設定ください。
- ※当選通知のメールをもって、当選発表に代えさせていただきます。
- ※当選発表は当選者の方のみにご連絡いたします。また、抽選結果に関わるお問い合わせは一切お受けいたしかねますので、ご了承ください。
- ※受信・送信エラー等も含め、当選メールをお受け取りいただけなかった場合には、当選を無効とさせていただきます。
禁止事項
- 本イベントへの参加にあたり、下記の行為は禁止させていただきます。下記の行為が判明した場合、参加継続をお断りさせていただくことがございます。
- ・本イベントの運営を妨げるような行為
- ・本イベント中の画面のスクリーンショットや撮影、またイベントに関する内容をSNS等のネットに投稿・公開する行為
- ・ヤンセンファーマ株式会社(以下「弊社」といいます)及び他の参加者様の著作権、肖像権、その他知的財産権を侵害する行為
- ・弊社及び他の参加者様を差別、誹謗中傷、脅迫、あるいはプライバシー、人権等を侵害する行為
- ・本イベントを営利目的で利用する行為
- ・本イベントの名誉・信用を傷付け、信頼を毀損する行為
- ・公序良俗に反する行為、犯罪行為、参加者様の心身に悪影響を及ぼす行為、またはそのおそれのある行為
- ・参加者様ご本人以外の方が参加する行為
- ・Zoomの利用規約に違反する行為
留意事項
- ・本イベントはインターネット(PC・スマートフォン・タブレット)からのご応募となります。フィーチャーフォン(ガラケー)からのご応募はできません。
- ・当日の詳細は、当選者様にのみご案内させていただきます。
- ・本イベントにご参加いただくには、別途最新のZoomアプリが必須となります。
- ・「Zoom」のインストールおよび当日のオンラインミーティング参加にかかる通信料などは参加者のご負担となります。参加場所につきましても、ご自身でご用意いただく必要がございます。
- ・Zoomをご利用いただくにあたっては、以下の「Zoomサービス規約」が別途適用されます。本イベント参加中は、Zoom上で顔・登録名が主催者及び他の参加者に公開される状態になることがあります。Zoomのご利用にあたり、発生した損害につきまして弊社は一切の責任を負いかねます。
※Zoomサービス規約については、以下のURLから事前にご確認ください。
URL:https://explore.zoom.us/ja/terms/ - ・禁止事項に該当する行動が確認された場合は、主催者側にて強制退出をさせていただく場合がございます。
- ・当選者ご本人のみがご参加いただけます。
- ・都合により本イベントの内容、スケジュール等が変更となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
- ・当選者に送付された本イベント参加用URLを他の方に転送しないでください。
- ・本イベントは、開催当日のみの生配信となりますので、想定外の不具合が生じる場合があり、ご不便をおかけする可能性がございます。予めご了承ください。
- ・「Zoom」の接続や設定についてはサポート対象外となります。また、ネットワーク環境により音声や映像が乱れる場合がございます。
- ・視聴画面にうまく接続出来ないなどの不具合が発生した際、事務局ではサポートできかねます。
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個人情報の管理・保護について
ご応募いただく際にお預かりする皆様の個人情報及び本イベントにご参加いただいた皆様の個人情報は、本応募規約に基づく抽選(重複当選がないことの確認を含む)、本イベントの実施、本イベントに関するご連絡、本イベント内容に関するレポート作成及び同レポートの当社サイトへの掲載ならびに本イベント資料の社内活用のみを利用目的とし、本応募規約及び弊社個人情報保護規程に従い、弊社が適切に管理します。その他、ご本人の同意なしに、上記の利用目的の範囲内での個人情報の業務委託先への開示・提供以外に、第三者に開示・提供することは一切ありません(但し、法令に基づき当該個人情報の開示・提供を要求又は許容される場合を除く)。
ヤンセンファーマ株式会社「個人情報保護規程」
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お問い合わせ
- IBDとはたらく私FREE SESSION事務局
メールアドレス:IBD_FreeSession_contact@its.jnj.com - ※受付時間:平日10:00~17:00 <土・日・祝日除く>
- ※メールの受信は24時間受け付けておりますが、ご返答にはお時間を頂戴しております。予めご了承ください。
- ※お問い合わせには、順次対応させていただきます。また、対応時間外にお問い合わせいただいた場合、翌営業日以降に順次対応させていただきます。
- ※事務局のメールアドレスである「RA-IBDFreeSessioncon@ITS.JNJ.com」から返信いたしますので、お問い合わせの際は、「@its.jnj.com」というドメインを受信許可するようにご設定ください。
- ※通信費は参加者のご負担になります。
- ※電話での問い合わせを受け付けておりません。ご了承ください。
イベント
イベントは終了しました。
たくさんのご視聴ありがとうございました。
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SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021
すべての人が自分らしく働く社会へ
〜「ワークシックバランス」を考える〜 - 2021.11.12 FRI 16:00 - 17:00
EVENT REPORT
SOCIAL INNOVATION WEEK
〈イベントレポート〉 公開中!
配信!
イベントは終了しました。
たくさんのご視聴ありがとうございました。
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世界IBDデーに、自分らしい働き方を考える
「IBDとはたらく」
ライブセッション - 2021.5.19 WED 19:30 - 21:00
EVENT REPORT
「IBDとはたらく」ライブセッション
〈イベントレポート〉 公開中!
「健康第一」。「元気がいちばん」。
世の中のほとんどの人が感じているはず。そして、その考えに間違いはないでしょう。
ただ、ほんの少しだけでいいから「それがすべてか」と問い直してみてほしいと私たちヤンセンファーマは思います。
なぜなら、いま現在も、就労する全てのひとの1/3は何らかの疾病をもちながら働いているからです*。
「いっさい不安なく健康」な人は、それほど存在しない。
だからこそ、じぶんの症状とじょうずに向きあい、
周りのひとといっしょに「病気」と「働く」をいまよりも仲のいい関係にしていけないか。
それが、私たちが提唱する「ワークシックバランス」という考え方です。
例えば、ここでとりあげるIBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)について言えば、
「お腹が痛くなりやすい」「トイレの回数が多い」など、患者さんだからこその特徴があることは確かです。
ただ、それは本人の仕事の能力とは全く関係がないこと。
周囲からの理解を得られれば、職場のちからとして自分らしく活躍できる。
症状をコントロールでき生活が充実すれば、能率や生産性もよりアップするという好循環もうまれる。
IBDとつきあいながら、さまざまな分野で結果をのこすプロフェッショナルがいることも、それを証明しています。
「ワークシックバランス」。
ヤンセンファーマ「IBDとはたらくプロジェクト」は、この考え方を世の中に広めるための情報発信を続けていきます。
患者さん向けのセミナーを積極的に開催するなど、
「病気をマイナスととらえない社会づくり」へと一歩を踏み出していきます。
*厚生労働省「平成25年度国民生活基礎調査」